2012年の逗子メディアアートフェスティバルからはじまってTOMOIKUフェス、2017年の逗子アートフェスティバル(以後ZAF)をプロデュースさせてもらいました。2017年はトリエンナーレということもあって地域外からも多くの方が訪れ盛況のうちに終わりました。

2018年度になって、緊急財政対策で金銭的支援が 0 円になり 一度は開催が白紙になったZAF。ところが、自主開催を求める声から「逗子アートネットワーク」が発足、最近移住した若いファミリーや逗子以外の地域(静岡、小田原、都内、千葉)からの参加者含め130人が集まり、自立したコミュニティによる運営が始まりました。逗子には多様性を受け入れる土壌がある様です。越してきた人もすぐ町に溶け込める。そんな包容力に魅力を感じた人々が集まり始めています。

2025年以降、深刻な少子高齢化で地域の予算は確実に減りはじめます。
そして、町はどんどん消えていきます。
アートフェスをハブにして少子高齢化という深刻な社会課題に対して、こんなに楽しく一緒に未来を作れる環境があればきっとここで生まれた子どもたちもこの町を大切に思ってくれるでしょう。

数年後には「町自体が作品になる」借り物のアートではなく、みんなで創った作品(町)の中で暮らす。そんなことが実現できたらと思います。


逗子アートフェスティバル プロデューサー shiba