ZAFからのメッセージ

「おいでカオス。」の世界で、何でもありのアートプロジェクトを通して生まれた

新たな出会いに沸いた逗子アートフェスティバル2017(ZAF2017)。

その熱冷めやらぬうちに一転、行政の予算凍結を受けて開催が一旦白紙となったZAF2018。

2018年度になって、緊急財政対策で行政からの金銭的支援が0円になり一度は開催が白紙になった逗子アートフェスティバル(以後ZAF)。ところが、自主開催を求める声から「逗子アートネットワーク(ZAN)」が発足、最近移住した若いファミリーや逗子以外の地域(東京、千葉、静岡など)からの参加者含め130人が集まり、自立したコミュニティによる運営が始まりました。

逗子には多様性を受け入れる土壌があるようです。引っ越してきた人もすぐまちに溶け込める。そんな包容力に魅力を感じた人々が集まり始めています。 2025年以降、深刻な少子高齢化で地域の予算は確実に減りはじめます。そして、まちはどんどん消えていきます。

アートフェスをハブにして少子高齢化という深刻な社会課題に対して、こんなに楽しく一緒に未来を作れる環境があれば、きっとここで生まれた子どもたちもこのまちを大切に思ってくれるでしょう。 数年後には「まち自体が作品になる」借り物のアートではなく、みんなで創った作品(まち)の中で暮らす。そんなことが実現できたらと思います。

ZANメンバー 一同

応援メッセージ

臼井伸二

ウスイホーム株式会社 代表取締役会長

当社は2005年10月、京急線新逗子駅より徒歩1分の地に逗子店をオープンし、本業を通じて逗子への定住に微力ながら協力させてもらっていると共に地域貢献活動としても、逗子海岸のクリーン活動やトモイクフェスティバルへの協賛などもしております。 今回のイベント(ZAF)は、地域課題の解決をアートで取り組んでいることに感銘を受け、協力・参加させて頂くことにいたしました。 これからは産官民が力を合わせていく時代だと思いますので、それを具現化したZAFはぜひ成功させたいですし、ZAFをきっかけに一人でも多くの方が「逗子は住みやすい素敵な街」ということ感じてもらえればと思います。

マットビボウ

パーマカルチャー教育者 ポートランド「シティリペアプロジェクト」

もっとも心に残るアート体験は、コミュニティから生み出され、コミュニティに還元されるものです。ZAFは今、創造する自由と地元の人たちの力強いサポートを得てどんどん豊かになっています。アートには私たちの世界をより良くする力があります。何もない空間に『場』をつくる-その世界的な取り組みの新しい節目をこのフェスティバルに記しましょう。

平井竜一

逗子市長

今年度は、全市的な緊急財政対策により、逗子アートフェスティバル(ZAF)への経済的支援をゼロにせざるを得ませんでした。それでも、ZAFを続けたいという想いや、逗子のまちづくりに関心を持った多くの方が市内・外から集まり、知恵と力を持ち寄って、これまでにない形でZAFを実現しようとしています。関係者の皆様の熱意と努力に心からの感謝と敬意を表するとともに、ZAFを訪れる方が、逗子のまちに展開するアートと、新しいコミュニティのパワーを感じていただければ大変嬉しく思います。

栗林隆

現代美術家

芸術やアートが、 と言うことよりも、今、誰がどう見てもおかしいと思われることや、納得いかない、と思う事など、それを発信したり、伝えたりする場が増えたような気がしているこの時代。 1番大切な事は情報の共有ではなく知識の共有なのである。では、知識とは何かと言うと、それは身体性を通した経験であり、直接人間同士が目と目を合わせて伝える気持ちや意識なのである。 昨今頻繁に行われているお祭り的イベントや、芸術祭と呼ばれる地方創生が何故破綻するのかは、それは行政任せの予算ありきのイベントであるからである。そこには文化も芸術も生まれない。 逗子芸術祭は、前回が0回とするならば、紛れもなく今回の動きや活動が本物になる可能性がある。 それは、関わる人々が身体を通して体験し、目を見て会話を始めているからに他ならない。自分も彼らの活動を支持し、実現に向けての皆と共に協力と可能性を探る所存である。

発起人メッセージ

2012年の逗子メディアアートフェスティバルからはじまってTOMOIKUフェス、2017年の逗子アートフェスティバル(以後ZAF)をプロデュースさせてもらいました。2017年はトリエンナーレということもあって地域外からも多くの方が訪れ盛況のうちに終わりました。

2018年度になって、緊急財政対策で金銭的支援が 0 円になり 一度は開催が白紙になったZAF。ところが、自主開催を求める声から「逗子アートネットワーク」が発足、最近移住した若いファミリーや逗子以外の地域(静岡、小田原、都内、千葉)からの参加者含め130人が集まり、自立したコミュニティによる運営が始まりました。逗子には多様性を受け入れる土壌がある様です。越してきた人もすぐ町に溶け込める。そんな包容力に魅力を感じた人々が集まり始めています。

2025年以降、深刻な少子高齢化で地域の予算は確実に減りはじめます。そして、町はどんどん消えていきます。アートフェスをハブにして少子高齢化という深刻な社会課題に対して、こんなに楽しく一緒に未来を作れる環境があればきっとここで生まれた子どもたちもこの町を大切に思ってくれるでしょう。

数年後には「町自体が作品になる」借り物のアートではなく、みんなで創った作品(町)の中で暮らす。そんなことが実現できたらと思います。

 

逗子アートフェスティバル プロデューサー shiba