「アートを “手段”に、まちを ”編む”」シティ・キャンバス制作中

逗子駅から歩いてすぐ、逗子銀座通り商店街の一角に
まちゆく人が集える場所をつくっています。

「シティ・キャンバス・プロジェクト」は文字通り、まちをキャンバスにアートを楽しむプロジェクト。なのですが、ここでいうアートとはあくまで “手段” であり、”作品” だけを意味しているのではありません。ここに生まれる空間とコミュニティ、そのプロセス全部をひっくるめて、私たちはこれこそが “アート” だと、日々実感しています。

なんでこんな試みをしようと思ったのか。

シティ・キャンバス企画者のひとりである私、佐藤有美が、2015年から3年に渡りフィールドワークして来た、世界中に散らばる住民主導のコミュニティづくりのムーブメントの数々。

特にアメリカ・ポートランドのNPO「シティ・リペア」の事例を参考に、また実際にメンバーと直接関わりを持ちながら、この地・逗子で実際の場に落とし込んでいるのです。

交差点を、カラフルに、塗っちゃう!?!?

シティ・リペアは1999年、ポートランドの片隅にあるマーク・レイクマン(シティ・リペア創立者)の家ではじまりました。毎週月曜日にポットラック=持ち寄りごはんをして仲良くなって、自分たちの住んでるコミュニティをもっと楽しくしたいよね〜なんて語り合えるようになって、だったらそこにある交差点を、楽しくみんなで集える場所にしよう!

そんな会話から生まれたのが「交差点ペインティング」です。

 

交差点をカラフルに塗ってしまう。なんともパンクなアイディアをゲリラ的に実行し、また交差点の四つ角にはベンチやシェアライブラリーや掲示板、はたまた いつでもお茶が飲める ティーステーションなど、“近所の人がつながるきっかけになるもの” をどんどんつくっていきました。

 

ゲリラ的に塗ったので・・・もちろん行政はNO!ただそこで終わらないのが、みんなで楽しい交差点を作ることでできた強固なコミュニティ。住民の一人がリサーチャーだったので、この交差点があることでいかにコミュニティが良くなったか=事故率の低下、みんなが掃除をするから美しくなったなどのデータをわかりやすく作成し、行政に交渉。ポートランド市はそれを受け入れ新たな条例ができ、シティ・リペアの方法論 “プレイスメイキング” が、ポートランド中に広がることとなったのです。

 

また彼らは約20年前から「VBC=Village Building Convergence(村づくり集会)」というお祭りもはじめました。その真ん中にあるのは「一緒につくる・はたらく」ということ。みんなで交差点を塗ったり、ベンチをつくったり、30を超えるプロジェクトがまちの中に同時多発します。

 

こうしたまさにDIY=Do It Yourself!! な感じが、今年からの逗子アートフェスティバルの姿になると、私は思いました。

住む人が、自分たちのためになにかをつくること。
そこに “手段” として、アートをつかうこと。

そして去る9月6日には、シティ・リペアのコアメンバーのひとりであるマット・ビボウさんを招いて、逗子でトークイベントを開催。80名を超える参加がありました!

平井市長+マット+ZAFメンバー!

イベント前、マットとは実際にアートフェスティバルの会場となる場所や、普段私たちが日々通っているお店や海岸を案内し、意見交換。彼の長年に渡る実践に基づく場をより魅力的にしてくれるアイディアをたくさん収穫することもできました。

というわけで、

 

シティ・キャンバス・プロジェクトに向けての準備完了!!!

 

次回は、今逗子で起きはじめていることをシェアします。
いや〜 おもしろいことに、なってますよ!逗子!

 

毎週開催しているワークパーティに、ぜひみなさんもお越しくださいね。
https://www.facebook.com/events/1374590822671847/

 

(ZAN / 佐藤有美

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