逗子アートフェスティバル ZAF2017

ZAF2016総括

高齢化で失われつつある世代間のつながりや、移住推進につながる町のブランディングなど「つながるアート」というテーマでキュレーションする事が今回の目的でした。現代アートの先端からストリートアート、そして地元に住む素晴らしい作家の方々まで様々な角度から逗子ならではのアートフェスにする事ができたと思います。
ZAF2017の最大の成果は行政主導のイベントから最終的には市民による自発的な活動への流れをつける事が出来た事だと思います。アートは対話です。 その対話の場が広がることで作品と人、人と人がつながる事でアートが町に貢献できるのだと思います。そういう意味ではやっと本来のアートフェスがはじまったばかりのような気もします。
参加していただいた全てのアーティストの皆様。
ご来場いただいたお客様。
関係者スタッフの皆様に心からお礼を申し上げます。

逗子アートフェスティバル2017実行委員会 総合プロデューサー・ディレクター 柴田雄一郎



2度目のトリエンナーレ方式で実施した今年の逗子アートフェスティバル(ZAF2017)は、総合アートディレクターに柴田雄一郎さんを迎えて、「おいでカオス」をテーマに10月7日の亀神でのミラーボーラーに始まり、生憎の悪天候の中、10月29日までの期間中、コンパクトに逗子の中心街にまとめた形で招待アーティスト、公募アーティストによる作品展示を行うとともに、10月21日には、初めて池子の森自然公園を使った音楽祭を実施できました。
また、11月7日からは、市民企画、文化プラザホールのコンサート企画、逗子市文化祭、Night Wave、流鏑馬・武者行列、東逗子光の夜まつりなど定番のイベントも11月26日のチャペル音楽祭に続くクロージングイベントをもって、無事に終了しました。
期間中、ご協力いただいた多くの関係者の皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
逗子市の財政が厳しい中ですが、来年以降のZAFの姿を見つめながら、実行委員会のメンバーは、アートの灯は消してはならないを合言葉に明日を目指しています。

逗子アートフェスティバル2017実行委員会 実行委員長 渡邉忠貴

トリエンナーレ作品

トリエンナーレ作品イメージ
トリエンナーレ作品イメージ
トリエンナーレ作品イメージ
トリエンナーレ作品イメージ
トリエンナーレ作品イメージ
トリエンナーレ作品イメージ

現代アートシーンで注目されるスクリプカリウ落合安奈さん山内祥太さんなど若手から、ユニークなインスタレーションの給湯流茶道さん。そして、国内外の芸術祭に参加する日本を代表する作家である栗林隆さんの作品を展示する事で現代アートシーンにZAFを格上げすると同時に新人アーティストのサポートにも貢献できたと思います。
また、MIRRORBOWLERの光アートやReverse Graffitiは直感的に地元の老若男女を魅了し子供から高齢者の方々まで巻き込んで作品とのつながりをうみました。
芸術は鑑賞するものから、体験し参加するものに移行しています。鑑賞者が作品に取り込まれたり、制作に参加する事で直感的に芸術と触れる機会がうまれ芸術がより身近に感じられたのではないでしょうか。



市民企画

市民企画イメージ
市民企画イメージ
市民企画イメージ
市民企画イメージ
市民企画イメージ
市民企画イメージ

今年は33の市民企画が参加しました。新たに登場した企画は12、昨年から引き続き参加の企画は21でした。
トリエンナーレ年ということで、前回のトリエンナーレ(ZAF2014)に参加した企画が再び登場、というものもありました。企画者同士や、企画者と地元でアート活動をする方との交流も一層進み、回を重ねてよりパワーアップしていく様子が見られました。自宅を会場として開放して行う企画も増え、まさに「まちなかにアートが展開」していました。
市民も、来街者も、アートをきっかけに、逗子の新たな魅力や奥深さを実感した方も多かったようです。地域文化の進展に、市民企画は確実につながっています。



第66回逗子市文化祭

第66回逗子市文化祭イメージ
第66回逗子市文化祭イメージ

第67回逗子市文化祭は、10月21日(土)から11月6日(月)まで17日間にわたって、芸能部門9、展示その他部門11、合計20行事を開催しました。今年は第63回(平成25年)以来4年振りに、中休みの無い連続会期で開催できたので、広報や会場表示などやりやすかったのですが、開幕当初が台風の余波で大雨となり、影響が心配されましたが何とか乗り切りました。
また今回は、主力媒体である「広報ずし」に文化祭各行事の紹介記事が掲載されなかったため、また、11月3・4・5日の3連休では、学校行事その他の行事と重なったため、来場者数に影響が出て、全体では6,339名(昨年対比88.5%)と減少してしまいました。しかし、ZAFアンケートの意見では、「素晴らしかった」、「楽しいひと時だった」と好評をいただき、「文化祭は逗子ならではの素晴らしい行事ぜひ続けるべき」、「文化都市をアピールするなら毎年続けるべき、市は援助を…」という励ましのご意見をいただき、来年に向けて気持ちを新たにしています。

逗子市文化協会

【文化プラザホール連携企画】Meet the Art @ Gallery「カオ・かお・カオス」

「カオ・かお・カオス」イメージ

ダンボールを素材としたアート作品や紙芝居などで既に逗子での人気を確立しているアーティスト、田中たま氏のディレクションにより、ダンボールのパーツで作った「顔」の集合体《カオ・かお・カオス》が完成し、10月7日からZAF2017オフィシャル作品として逗子文化プラザホールギャラリーに展示されました。作品の一部には、一般向け制作ワークショップにおいて市民が手がけた「顔」や、ZAFキックオフミーティング出席者による「顔」も含まれ、アーティストと地域の人々が繋がった、約100の「顔」が集まったひとつの大きな作品となっています。鑑賞者が自分の顔を入れ込んで記念写真を撮ることができる別のダンボールボードを設置するなど、展示方法にも工夫がこらされ、人気を博しました。

【文化プラザホール連携企画】まちなかアートコレクション with逗子高校&逗子市商工会

まちなかアートコレクションイメージ

逗子高校の生徒たちが授業で描いた絵を逗子市商工会会員の各店舗内に展示するという企画を、ホール主催で行いました。逗子文化プラザホールギャラリーでの全作品展示(計120点)中に、商工会会員が来館して自店を飾る絵を選定するなどのプロセスを経て、市内の44店舗に計78点の絵が分散して展示され、約1ヶ月以上にわたり街を彩りました。「多くの方に見ていただけて好評でした」「非常に気に入っています(回収が残念)」などの声とともに、イベント継続への期待が会員の方々から寄せられました。

【文化プラザホール連携企画】ムジチーレン in 逗子 スペシャルコンサート

ムジチーレン in 逗子 スペシャルコンサートイメージ

逗子市在住の元NHK交響楽団ヴァイオリン奏者の前澤均氏率いる逗子ゆかりの合奏団“ムジチーレン”の逗子文化プラザなぎさホール公演。逗子出身のメゾソプラノ歌手德永桃子氏、また国内外で活躍するバリトン歌手加耒徹氏をソリストとして迎え、なぎさホールが溌剌とした美音で満たされたひとときとなりました。モーツァルトの有名なオペラアリアも複数披露され、今回が初共演とは思えない息の合った演奏に場内も盛り上がり、ホールで調査したアンケートでは「初めて涙が出るほど感激した」「オペラも演奏も素晴らしかった」という声が寄せられ、満足度(5段階評価の上位2位計)結果は100%と大変好評を博しました。

【文化プラザホール連携企画】逗子パフォーマーズフェスタ

逗子パフォーマーズフェスタイメージ

逗子文化プラザさざなみホールで行われた、逗子にゆかりのある方なら誰でも応募できるジャンルレスパフォーマンスの祭典に6組が出演しました。 ・マジックサークル魔法のランプ(マジック) ・The Cool Beans(バンド/オールディーズ) ・Before Sunrise Blues Band(バンド/ブルース・ソウル) ・POWER HOUSE(バンド/ロック) ・カイメレ(バンド/ハワイアン・フォーク) ・IRI(ピアノ弾き語り/R&Bpop) 出場者の友人、家族、親戚はさることながら、他の出場者の関係者同士の交流も生むイベントとなりました。

【提携企画】NIGHT WAVE ~光の波プロジェクト~ in 逗子海岸2017

NIGHT WAVEイメージ

10月7日(土)~9日(月祝)に開催した「NIGHT WAVE ~光の波プロジェクト~ in ZUSHI」は晴天に恵まれ、25,000名の方々に海岸にお越しいただくことができました。参加企画もマリンスポーツ、飲食、Beach Candle、ワンコインスタンプラリー、ドローンセルフィー、DMO事業と大変充実した内容でした。ご協力のいただいた皆さまに感謝申し上げます。

【提携企画】逗子海岸流鏑馬 逗子流鏑馬武者行列

逗子海岸流鏑馬イメージ

11月19日、好天の中、武者行列には7,000名、流鏑馬には8,000名ものお客様がいらっしゃいました。特別企画として開成高校による和太鼓演奏や、子育て世帯からの申込みの多い稚児行列など様々な企画と連動したほか、外国人観光客を含む来街者も多いため、英語によるアナウンスやパンフレットを充実させました。昨年に続き、逗子に因んだみやげ物等も会場にて販売しました。また、流鏑馬をゆっくりとご覧頂ける有料観覧席を50席用意しました。

【提携企画】東逗子イルミネーション光の夜まつり

東逗子イルミネーションイメージ
東逗子イルミネーションイメージ

東逗子ふれあい広場にて、11月11日(土)、12(日)と二夜に渡り、第8回東逗子イルミネーション点灯式”光の夜まつり”が開催されました。 例年同様、実行委員会企画会議から始まり、広場の整備、設営と、約2か月間行って参りました。 沼間地区自治会、大きな星のオブジェを作製して下さった逗葉高校、市民ボランティア、そして地域商店と、皆様のご協力を頂き、一人ひとりの想いが込もった感動的な東逗子イルミネーション”光の夜まつり”になりました。

【提携企画】SALON CONCERT Classica BY THE SEA 「深き秋と共に~旬の歌声」

SALON CONCERT Classica BY THE SEAイメージ

年に2回、リビエラ逗子マリーナで開催し好評を博してるクラシックコンサート。今回は「深き秋と共に~旬の歌声」と題し、ソプラノ 佐藤亜希子、バリトン ヴィタリ・ユシュマノフ、ピアノ 五十嵐麻利江を迎え、ヴェルディ作曲オペラ「椿姫」、ミュージカル「マイフェアレディ」など名曲の数々をお送りした。 さらにご来場いただいたお客様には、カンヌ国際映画祭の公式シャンパーニュとしてもよく知られているシャンパンをお楽しみいただいた。